脱毛自体は10年以上前でも通われていた方は多かったと思いますが、それでもここ数年で急速に市民権を得たように感じています。
昔は「脱毛に行く」というとなんだか恥ずかしいイメージがありましたが、最近は女性が男性に対しても恥ずかしげもなく話をするようになったと感じています。
そんな風になったは脱毛業界の成長が大きく影響していると思いますが、各社しのぎを削っているプロモーションによるものも非常に大きいと思います。
そのプロモーションの代表的なものが「テレビCM」ですよね。
個人的には10年近く前?に流れていたミュゼさんのトリンドル玲奈ちゃんを起用したCMが大好きでした。(笑)
ひつじのツノを付けたトリンドル玲奈ちゃんかわいかったですよね!
CMでは聞けない”脱毛”というキーワード
最近は元TBSアナウンサーの宇垣美里さんを起用したミュゼさんだけでなく、渡辺直美さんと千鳥さんを起用したことで話題になっているキレイモさん、女優の山本舞香さんを起用した銀座カラーさんなどなど、テレビで脱毛のCMを目にする機会も増えました。
これらのCMを見たことがある方は気づいていたでしょうか?
そう、どうのCMも、
CMの中でひと言も【脱毛】というキーワードを使っていません。
使っていない、というより、正しくは使うことができないんです。
テレビCMで「脱毛」NGの理由
テレビCMで「脱毛」と謳わない理由、それはCMの考査が通らないことが一番の理由です。テレビ側から「脱毛って使わないでね!」って制限されてしまっているっていうことですね。なので実際は「謳わない」のではなく、「謳えない」んです。
「でもそれならテレビCMを打つ必要はないんじゃない?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、やはりテレビCMの効果はそれだけ絶大ということなのだと思います。
宇垣ちゃん超かわいい!→このCM何?→ミュゼっていう会社なんだ→(電車の中で)→あ、この前のミュゼ!脱毛の会社なんだ→そういえば脱毛したい・・・
大雑把にいうとこういう流れですね(笑)
キレイモさんでいえば、渡辺直美さんや千鳥さんを起用しているんだからしっかり信用できる会社なんだ→このサロンに通いたい・・・
という安心面での意味合いもあると思います。
脱毛業界のCMに激震が走る!!
ここまで散々テレビCMで「脱毛」と謳うことができないと説明してきましたが、なんとCMなのに「脱毛」というキーワードを堂々と謳うCMが出現しました。
湘南美容外科さんのCM・・・完全に「脱毛」って言ってますよね・・・
正直初めてこのCMを見た時は目を疑いました。「あれ…あれれ…!?」って感じで。
で、早速どういう理屈なのか調べてみたところ大よその理由が分かりました。
1.医療CMとして流している
2.医療CMの場合、金額を明記する必要がある
この2点です。
つまり、テレビCMで「脱毛」と謳えるのは医療脱毛を行っている医院のみで、且つ施術費用を謳うことも必須、というわけです。どう考えてもこれは強いですよね。だって必死にブランディング訴求のCMを流し続けている美容脱毛の企業は逆立ちしても実現できないことですし。
さらに金額まで出せてしまう。本当は美容脱毛の企業だって「脱毛」って言いたいし金額だって出したいはずです。
まさに衝撃でした!
(とはいえ美容脱毛サロンが脱毛と謳えたとして、”両脇100円!”とか”全身○○円!”みたいに出しちゃうのはさすがにやりすぎな気もしますが・・・)
脱毛業界の活性化に期待!
世間一般の方が持たれているイメージとして、なんとなく「美容脱毛は安い」「医療脱毛は高い」というイメージがあると思います。でもこの湘南美容外科さんのCMを見てもらえれば分かる通り、医療脱毛も実はかなり手を出しやすいことが分かりますよね。
また医療脱毛は美容脱毛が出せないパフォーマンス(レーザー照射の強さ)があるので、当然脱毛も少ない回数で終わります。
そうなると、脱毛というと美容脱毛の方が一歩リードしていた感がありますが、このあたりの差が今後どんどん縮まる可能性は大いにあると思っています。
ただ、医療脱毛は少ない回数で終わる反面、やはり痛い(人により痛みの度合いは違います)ので、時間に余裕があってもっと気軽に始めたい方は美容脱毛に通われた方がいいと思います。あと、脱毛は比較的短めの頻度で通う必要があるので、通いやすい距離に店舗があるということも続けるという意味ですごく重要な要素だと思っています。
きちんと終わらせるためには通い続けることだと思いますので、そのあたりはご自身のペースに合わせて決めることをオススメします。
そして、今回のようなある種常識を覆すようなことが起きることで、良い意味で脱毛業界が活性化することを期待しています。どの業界もそうですがマンネリしちゃうとサービスの質も停滞しますし、脱毛をしたいと思う方がハッピーにならないですからね。
ではでは、みなさま引き続き充実した脱毛ライフをお過ごしくださいませ。