ダイエットするなら痩身エステと医療痩身どちらがオススメ?

エステ

ひと昔前であれば、ダイエットしたければエステティックサロンへ、というイメージを持つ方も多かった気がしますが、近年では医療痩身もかなり世の中的に浸透した気がします。事実、電車に良く乗られる方などは車内広告で医療痩身の広告を目にする機会も増えたのではないでしょうか?

それでは、ダイエットをするなら痩身エステと医療痩身、どちらがオススメなのでしょうか?考察を交えつつ解説していきます!

因みに結論から言いますが、この手の違いを説明する記事のほとんどは医療痩身をオススメしています。が、今回わたしはこの論争にクサビを打ちます(ドヤッ)!
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

痩身エステと医療痩身の違い

痩身エステと医療痩身の違いについて表を作ってみました。

痩身エステ医療痩身
施術する場所エステティックサロン医療機関(クリニック)
必要な資格特別な資格は不要
※民間のエステ資格を持っている場合がほとんど
医師免許
施術内容マシンエステ
手技エステ
サプリメント
など
痩身機器
手術
注射
内服薬
など
費用安くはないが高くはない
※痩せることを目的とするだけであれば
痩身エステよりも高くなりがち

違いについては早い話、厚労省等で認可された機器や薬を使用できるのが医療痩身で、そうじゃないのが痩身エステです。となると、やっぱり医療機器を使用している分、医療痩身の方がダイエットとしては効果が出るのでしょうか?

ダイエットしたいならやっぱり医療痩身?

医療脱毛と美容脱毛との比較で良く言われることですが、国家資格がないと取り扱うことのできない医療機器を用いている分、手早く痩せたいなら医療痩身の方が向いているというのが世間一般的な考えだし、実際そうだと思います。

もし痩身エステと医療痩身の効果が同じなら注射なんてしないで、エステティックサロンで優雅に痩せたいですもんね。

でもひとつだけ勘違いして欲しくないことがあります。

医療痩身を実施するには医師免許が必要だということに対して、痩身エステはそのような国家資格がないから痩身効果のある施術を行えない、という比較をされることがあります。

これについてはエステ業界出身者としてバシッ!!とお伝えしたいことがあります。

国家資格がなくても痩身エステが支持される理由

痩身エステをする人、つまりエステティシャンは民間資格ではありますが、ほぼ100%の人が何らかの資格を持っていると思います。

日本エステティック協会(AJESTHE)
日本エステティック業協会(AEA)

この2つが代表的なエステ協会ですが、エステ資格を得るにはこれらエステ協会が設けた基準をクリアする必要があります。ほぼ全てのエステティックサロンにはホームページないし店舗にそのことが掲げられていると思います。

民間資格だとしても、そういった資格がない人に身体を触られるのは嫌ですよね・・・

では民間資格を持っているから医療痩身にも劣らないのか?否!やはりそこは前述した通りで、機能面で比較すると医療痩身の方が短期的な効果に関しては勝ります。

でも、一番大切なのは、エステティシャンは資格を取ったらそこで終わり、にならないことです!
大切なことなので二度言いますが、資格を取ることがゴールではないんです!!

職人をイメージしていただくと早いと思いますが、エステティシャンも職人と同じで技術の習得にゴールがありません。それは手技の技術もそうですし、お客様ひとりひとり、状態は人それぞれ違うので、それらを見極めて適切な施術をすることで効果が大きく変わります。

効果が大きく変わるということは、状態を見極めずに施術をすると、その後の肌荒れや炎症に繋がるリスクもあります。さらにいうと、怪我に繋がるわけではありませんが、不快な思いをさせないよう、施術前に手のひらの温度を調整してから肌に触れるエステティシャンも多いです。

お客様のその日の身体の状態にあわせて施術をするという意味では、医療痩身よりも痩身エステの方が遥かに気を使っています。こういうひとつひとつの気配りや努力の結果が痩身エステの根強い支持に繋がっている理由です。

大切なのは痩せたい”理由”

では痩身エステと医療痩身、どちらが選ぶべきか?それはご自身の痩せたい理由で判断すれば良いと思います。

痩身エステに長年通ったけどどう頑張っても無理だった。」
「太もものセルライトがコンプレックスなので除去したい。」
「短期的に脂肪を取りたい理由がある。


これらが理由であれば明確な治療法を持つ医療痩身がオススメです。
それに対し、

急いではないけど体質改善を行いたい。」
「痩せたいけどお肌の状態も良くしたい。」
「何より美しくなりたい。


こういった理由でダイエットをしたいのであれば痩身エステを選ぶことをオススメします。エステティシャンも一緒になって向き合ってくれるはずですよ。

「美」の基準はひとそれぞれ

痩せたいと思う理由、それは「美しくなりたい」という、女性であれば誰しもが根底に持つ願望があるからですが、「美」の基準はひとそれぞれ違います。
※病気を理由に痩せる必要がある場合は当然この基準には当てはまりません。

標準体形で良いからバストサイズは落としたくない、モデル体型(シンデレラ体重※)でなければ自分が許せない、何より身体を鍛えてムキムキになりたい、などなど、千差万別だと思います。

そのため、痩身エステと痩身医療に関しても何が最適なのかは判断基準が人それぞれで違うため断言することはできません。もちろんどちらが正解だということもありません。

ただ、女性であれば一生向き合っていくものであることもまた間違いないことだと思います。何歳になってもヘアスタイルやメイクはしますよね?

医療痩身に関していえば、短期的に痩せることはできると思いますが、痩せた後のことはご自身がどう維持するかにかかっています。(医療痩身は施術後も太りにくくなると言われていますが)
それに対し、痩身エステは中長期的に通うことになるため、続けていくことで少しずつではありますが効果は出ますし、また効果についても維持されていきます。(お肌も艶々に!)

ぜひ、ご自身の判断基準と照らし合わせてどちらに通うか決めてみてくださいね。

さいごに(個人的意見)

さいごに、あくまで個人的な意見としては、私的には注射したり冷気をあてたりという医療痩身系の施術についてはちょっと怖いと思うところがあるので、痩身エステが好きです。気持ちいいですし。

あとエステに行くとエステティシャンの方が前の体型と比較して今がどうかアドバイスをしてくれるのでとっても助かっています。歯科検診のような感覚ですね。(笑)


今回の記事がみなさまの参考になると嬉しいです。

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